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ガットの張り方

バドミントンのガット張り替え「1本張り」と「2本張り」の違いについて理解しよう

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みなさんこんにちは。Gappari編集部です。

当ブログでは、ガット張りに関する様々な疑問についてGappari編集部が調査・解説していきます。

本稿では、バドミントンストリンギングの施工方法である「1本張り」と「2本張り」について、それぞれどのようなメリット/デメリットがあるのかを解説していきたいと思います。

Gappariでストリングオーダーを送信いただく際も選択できるようになっていますが、ガット張りを依頼する際に「1本張り」か「2本張り」か、聞かれることありますよね?

それぞれの施工方法の違いは分かっていても、実際どっちがいいのか?と聞かれると分からない方が多いのではないでしょうか。

この記事のポイント

本テーマについてはバドミントンメーカーによっても考え方に違いがあり、例えばYONEXは"2本張り"を推奨していて、GOSENは"1本張り"を推奨しています。それぞれのメリット・デメリットをきちんと理解したうえで、ガット張りのオーダーをできるようになりましょう。

1本張り・2本張りの施工方法

ご存知の方も多いかと思いますが、まずはそれぞれの張り方の違いについて簡単にご説明していきます。

1本張りの施工方法

1本張りは、縦糸と横糸を1本のガットで張り上げる施工方法です。

ココに注意

1本張りの施工手順はいくつかのバリエーションがあり、ストリンガーによって採用している工程が異なる場合があります。下図のパターンは1つの例としてご紹介していますのでご留意ください。

施工手順

  1. フレームセンター上部の真ん中から縦糸を張り上げ開始。左右交互に引っ張り、両端まで張り上げる。
  2. 縦糸が張り終わったら、ショートサイドから横糸を張り上げ開始。ショートサイドの縦糸がフレームセンター下部から10番目のホールで終わるので、11番目のホールに戻し、そこから下に向かって10番目・9番目と横糸を張り上げる。
  3. ロングサイドをフレームセンター下部から12番目のホールに通し、そこから上に向かって横糸を張り上げる。
  4. フレームセンター上部から7番目のホールまで張り上げたら完成。

2本張りの施工方法

縦糸と横糸を2本のガットで張り上げる施工方法です。

2本張りはYONEXが推奨する張り方ですので、その資料を貼付します。

出典元:https://www.yonex.co.jp/

施工手順

  1. フレームセンター上部の真ん中から縦糸を張り上げ開始。両端まで張り上げる。
  2. フレームセンター下部から9番目のホールから上に向かって横糸を張り上げる。
  3. フレームセンター上部から7番目のホールまで張り上げたら完成。

1本張り・2本張りの見分け方

1本張り・2本張りの見分け方はとても簡単で、ノット(ガットの結び目)の数で1本張りか2本張りかを見分けることができます。

ノットの数が2個なら1本張り
ノットの数が4個なら2本張りです。

MEMO

最近はYONEXのエアロバイトやエアロバイトブーストなどの "ハイブリッドストリング" (縦糸と横糸の太さや材質が違うストリング)が流行してきていますが、ハイブリッドの場合は縦糸と横糸がそもそも分かれているため必然的に2本張りでの施工になります。

1本張り・2本張りを徹底比較

それでは、いくつかのポイントに沿って1本張り・2本張りのメリット/デメリットについて考えていきたいと思います。

緩みやすさは?

やはり最初にこのテーマについてお伝えすべきでしょう。

前述したように1本張りと2本張りではノットの数が違います。(1本張りは2箇所、2本張りは4箇所)

最近の電動型のストリングマシンには「ノットテンション」という結び目を作るときだけ引っ張るテンションを10%ほど上げる機能が搭載されていますが、それでも結び目を作る際にテンションロスが発生します。
※こちらの検証結果は後日公開予定

ノットテンションとは

フレームの端で結び目を作る際に引っ張るテンションを10%ほど上げる機能。(例:28ポンドで張っている場合は31ポンドの強さで引っ張る)

下図のように、ラジオペンチやスターティングクランプなどを用いてできる限り強く引っ張りはしますが、機械と同じような力で引っ張ることはできないため(ノットテンションをかけていたとしても)少なからずテンションロスが発生してしまいます。

ノットテンションをかけてタイオフ

よって、ノットが少ない = テンションロスが少ない (逆に言うとノットの数が多い2本張りのほうが結び目を作る際のテンションロスが起きやすい)ということが言えます。

加えて、ノットホールではフレームを保護する役割を持つグロメットが損傷しやすいため、グロメット保護の観点からもノットの数は少ないほうが良いと言えるでしょう。
Gappari編集部

尚、張り上げた後の緩みの速度については現時点では検証できていませんが、Gappari編集部の見解としてはどちらも変わらないのではないかと見ています。一般的に2本張りのほうが緩みやすいとされているのは、タイオフの際(結ぶ目を作るとき)に発生してしまったテンションロスが少しずつ全体に浸透してしまうから、という説が最も信憑性が高いと考えます。

フレームへの負荷は?

この記事を読まれている方の中には「1本張りのほうがフレームにかかる負荷が大きい」という意見を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

Gappariとしての考え方は逆です。

理由はとてもシンプルで、フレームの端に近い部分でノットテンションをかけるときに最も大きな負荷がかかるからです。

ノット数の違いからも分かるように、1本張りは2回,2本張りは4回ノットテンションをかける場面が出てきますので、フレームへの負荷も2本張りのほうが大きいと言えます。また、当然ながらノットテンションをかけなければその分結び目を作る際のテンションロスが大きくなりますのでご注意ください。

フレームへの負荷はテンションをかける位置が端に近くなるほど大きくなるため、ノットテンションで引っ張る際はフレームにとても大きな負荷がかかっています。
Gappari編集部

陥没のリスクは?

陥没のリスクに関しては、1本張りでも2本張りでも変わらないと考えます。

人によっては感覚値で「1本張りのほうが陥没しやすい気がする」と仰る方もいますが、基本的には隣の穴に通すということや引っ張るテンションも同じですので、陥没の可能性については1本張りでも2本張りでも理屈上差は出ません。

1本張りでも2本張りでも陥没のリスクは同じ

陥没が怖い場合は陥没防止用のグロメットがYONEXから発売されていますので、高テンションで張る方などはこのような対策をされると良いでしょう。
Gappari編集部

【バドミントンの総合オンラインストアMOS】グロメット一覧

打球感は?

打球感に関しては正直に申し上げますと個人の感覚によるものが大きい為、1本張りだから,2本張りだからということを理屈で説明するのは難しいと考えています。

感覚的に「2本張りのほうが打感がしっくりくる」と感じる方も多くいらっしゃいますので、そのような場合は2本張りで施工してもらったほうが気持ちよくプレーできるのではないでしょうか。
Gappari編集部

アンケートを取ってみた

弊社代表平子のアカウントでアンケートを募ったところ、以下のような結果となりました。

YONEXが推奨している2本張りが強いかと思いきや、1本張り派と答えた方が全体の40%と最も多い結果でした。

回答数的にはサンプル程度かもしれませんが、やはり世論としても1本張りのほうが良いという意見は少なくないようです。

まとめ

ここまでお伝えした内容からGappariとしては1本張りを推奨していますが、信頼しているストリンガーであれば「お任せ」で張ってもらって問題ないでしょう。

Gappariでは独自の評価基準をクリアした専属ストリンガーが1本1本丁寧に張り上げますので、1本張りでも2本張りでも安心してご依頼いただけます。
Gappari編集部

「1本張り」と「2本張り」の比較についてはSNS等でも様々な議論が飛び交っていますが、実際は個々人の感覚値で話をしているケースがほとんどです。今後またそのような議論の場に遭遇したときは、本稿の内容を参考に議論に加わってみては如何でしょうか。笑

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