\ 今ガットが切れているバドラーさん /
コンビニに出したら最短3日で自宅に戻ってくる「宅配ガット張りのGappari」を試してみませんか?気になる送料は完全無料!ショップに行かずにプロの張りが体験できます!みなさんこんにちは。Gappari編集部です。
当ブログでは、ガット張りに関する様々な疑問についてGappari編集部が調査・解説していきます。
先日投稿した記事で1本張りと2本張りの違いについて書きましたが、その中で「ノットの数が多い2本張りのほうが結び目を作る際のテンションロスが起きやすい」という内容の記載をしました。
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バドミントンのガット張り替え「1本張り」と「2本張り」の違いについて理解しよう
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そこで今回は、施工方法(1本張りor2本張り)の違いで緩み方にどのくらい差が出るのか!?という検証を行っていきます。
この記事のポイント 2本張りはノット(結び目)の数が多いから緩みやすいってホント?その実態について調査してみた!
ガットが緩む要因について
時間が経つにつれガットが緩んでしまう要因は、大きく分けて2つあると言われています。
- 結び目(ノット)部分から緩む
- ガット自体が伸びてしまうことによる緩み
1本張りと2本張りでは「使用するガットの長さ」や「ノットの数」が異なりますが、この違いがガットの緩み方にどのような差となって表れるのでしょうか。
1本張りと2本張りの違い
- 使用するガットの長さ:1本のガットの長さが異なる。(2本張りは縦糸と横糸が分かれているが、1本張りは全て1本で繋がっている)
- ノットの数: 1本張りでは2箇所、2本張りでは4箇所の結び目ができる。
検証方法
今回は「音」と「DT値」に焦点を当て、張り上げ直後と一週間後にそれぞれ比較してみました。尚、検証期間中はラケットは使用せず、張り上げた状態のまま保管しました。
DT値とは?
DT値(ダイナミック・テンション)とは、スイートスポットにおいてガット面を1センチたわませるのに必要な力のことです。日本語表記は「面圧」。
ちなみに、AT値(アクチュアル・テンション)というものもありますが、こちらは実際にガットを引っ張るテンション(ポンド数)のことです。
AT値が同じでも、ラケット面の広さやガットの素材によって面圧(DT値)は変動します。

検証結果
それでは、実際に計測した結果を見ていきましょう。
【張り上げ直後】
「音」の検証
「DT値」の検証(1本張り)
「DT値」の検証(2本張り)

【張り上げから一週間後】
「音」の検証
「DT値」の検証(1本張り)
「DT値」の検証(2本張り)

結論
検証結果としては上記の通り、1本張りと2本張りで緩み方の大きな違いは確認できませんでした。

最後に
Gappariブログとしては初めての検証系のテーマでしたが、如何だったでしょうか。
このような検証系の記事も今後たくさん書いていきたいと思っていますので、もし書いてほしいテーマなどありましたら是非SNSやコメント欄にてコメントをお願いします!
また、Gappariアプリからストリングオーダーを送信いただく際、施工方法(1本張り/2本張り)の選択が可能となっております。AEROBITEなどのハイブリッドストリングに関しては無条件で2本張りになってしまいますが、1本張りを試したことのない方は是非一度試してみては如何でしょうか?
Special Thanks
今回の検証を実施するにあたり、東京都国分寺市のガット張り専門店「Go for it!!」様より面圧測定器をお借りしました。店主の澁谷様には Gappari の技術顧問も務めていただいており、スタッフ一同いつもお世話になっております。ありがとうございます!
コンビニから出したら3日後に自宅に届く。
送料ゼロ・ストレスゼロのガット張り替えを是非ご体感ください!