\ 今ガットが切れているバドラーさん /
コンビニに出したら最短3日で自宅に戻ってくる「宅配ガット張りのGappari」を試してみませんか?気になる送料は完全無料!ショップに行かずにプロの張りが体験できます!みなさんこんにちは。Gappari編集部です。
当ブログでは、ガット張りに関する様々な疑問についてGappari編集部が調査・解説していきます。
本稿では、バドミントンプレイヤーなら誰もが感じているであろう「寒い時期ってめっちゃガット切れるんだけどなんで!?」という疑問について、調査・解説していきたいと思います。
この記事のポイント
気温がガットに対してどのような影響を与えるのかを理解し、その対策について知りましょう!
Contents
気温とガットの関係性
まずは、なぜ気温が低いとガットが切れやすくなってしまうのか。その理由について解説していきます。
寒い時期はガットが硬くなる
端的に言うと、切れやすくなる理由は「寒い時期はガットが縮んで硬くなるから」です。
正確な数値を測ることはできませんが、冬場はガットが硬くなるため夏場に比べ2~4ポンドほど面圧が高くなると言われています。
テンションに関するマメ知識
テンションにはAT(アクチュアルテンション)とDT(ダイナミックテンション)があり、ATは"引っ張る力"で、DTは"面圧"を意味します。ストリングマシンで指定しているテンションはATですので、条件によっては実際の張り上がりの面圧(DT)が正しく出ていない場合もあります。
※以前は面圧を測る器機【面圧測定器】がGOSENから発売されていましたが、現在は生産中止で入手困難となっています。
「ナイロン」は気温によって伸縮する
バドミントンのガット(芯糸)は主に「ナイロン」で作られていますが、このナイロンという素材は、高温で伸び低温で縮むという特性があります。
これにより、寒い時期にはガットが縮んで硬くなり、暖かい時期に比べ切れやすくなってしまうのです。
また、気温が下がることによる影響は"切れやすくなる"ことだけでなく、"弾性が失われる"ことによりガット本来の反発性を発揮できなくなるとも言われています。

冬場のガット張りについて
バドミントンは他のラケットスポーツと比較してもガットが細く切れやすいため、"ガット張り替え"の出費に悩む方も少なくないと思います。
ガット張りにかかる出費
専門店に依頼するとガット代 + 張り工賃で一般的に2,500~3,000円/本ほどの出費になりますので、あまり頻繁に切れてしまうと経済的な負担も大きくなります。
冬場のガット張りについては以下の点について気をつけましょう。
低めのテンションで張りましょう
まず、ガットが硬くなり切れやすくなることを見越して、普段よりも少し低めのテンションでガットを張りましょう。普段のテンションから2~3ポンド程度落として張ることをお勧めします。
寒い時期はテンションを落としましょう
【普段】28ポンド →【寒い時期】25~26ポンド
【普段】26ポンド →【寒い時期】23~24ポンド
太めのガットを選びましょう
ゲージの太いガットに変えることで、ガット自体の耐久性も上がり気温の影響も比較的受けにくくなります。「テンションはできるだけ落としたくない!」というプレイヤーにおすすめの対処法です。
寒い時期はゲージの太いガットを選びましょう
例えば…
【普段】ナノジー98 (0.66mm) →【寒い時期】ナノジー95 (0.69mm)
【普段】G-TONE5 (0.65mm) →【寒い時期】G-TONE9 (0.69mm)
【ストリンガー編】寒い部屋でガットを張ってはいけない?
ストリンガーのみなさんも寒い時期には注意が必要です。
先述の通り、ナイロンの性質上ガットは気温が低いと縮みます。寒い部屋でガットを張ると、テンションをかけても十分にガットが伸びず、張り上げ後のゆるみの原因になってしまいます。

Gappariの作業スペースは空調管理がしっかりできているので、もちろんそんな心配はございません。
まとめ
ポイント
- ガットはナイロン製なので、高温で伸び、低温で縮む特徴がある。
- 低温の状態ではガットは硬くなり、切れやすくなるうえにガット本来の性能を発揮できない。
- 寒い時期はテンションを普段より2~3ポンド落として張りましょう。
- 寒い時期はゲージの太いガットに変えましょう。
ガット張りにかかるコスト節約、ならびにガットの硬さによる思わぬ怪我や故障を予防するためにも、ぜひ本稿の内容を参考にしてみてください。
コンビニから出したら3日後に自宅に届く。
送料ゼロ・ストレスゼロのガット張り替えを是非ご体感ください!